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社員対談


社員4名による対談インタビュー
佐野(入社13年目・静岡県出身)
自動車部品の治具設計に携わった後、田中技研に転職。4名の中では最も社歴が長く、設計担当の中核として活躍中。趣味はドライブ。休日になると、富士山や箱根周辺で気分転換を満喫する
上石(入社4年目・宮崎県出身)
前職は、医薬品メーカーでの検査業務。縁あって姉のいる静岡県に移り住むこととなり「事務の仕事をしてみたい」と田中技研に就職。プライベートの楽しみは、最近始めたカメラ
早野(入社3年目・愛知県出身)
大学では機械工学を専攻。装置メーカーで基本設計を経験した後「もっと自由に自分のやりたいことを」との思いから田中技研に転職。最近の楽しみは、1歳になったばかりの子どものお世話をすること
清(入社11年目・静岡県出身)
長年、部品加工の仕事に携わってきた寡黙なベテラン職人。現在は、田中技研の機械組み立て担当として、実直な仕事ぶりが評価されている。一見強面だが、性格は温厚。趣味は「特になし」。
まず、各々の仕事内容について教えてください

佐:主に機械設計の業務です。お客様と打ち合わせをして、ご要望に沿った機械の設計をしていきます。加えて、機械の試運転時の設定や調整業務なども行っていますね。

上:設定や調整業務で全国を飛び回っていますよね。

佐:そうですね。北は北海道から南は九州まで、お客様は全国にいらっしゃいますので。試運転だったり、機械の動かし方の説明をするために、設計者である私が出向く必要があります。韓国やベトナムといった海外に行ったこともありますよ。ただ、私は飛行機が苦手なので、できれば国内だけにしてもらいたいのですが…(苦笑)。

早:私は資材の発注業務をメインに、見積書の作成や部品の在庫確認、工程管理など、幅広い業務を行っています。間接的な場合もありますが、会社の全体的な業務にあれこれ関わっていくイメージですね。

佐:「いずれは設計をやりたい」って言ってましたよね?

早:そうですね。大学で機械工学を学びましたし、前職で設計の経験もあるので、いつかは設計にも挑戦してみたいです。

上:私は事務職ですね。仕事内容としては、部品などの発注がメインになります。

清:私は機械の組み立て担当。部品を組み合わせて、図面通り正確に機械を完成させていく仕事です。
率直に、田中技研ってどんな会社だと思いますか?
早:十数名ほどの小さな会社ですが、家庭紙(トイレットペーパーやティッシュペーパーなど)製造の分野では名の知れた存在です。歴史や実績がありますし、技術的にもレベルの高いことをやっていますね。あと、つねに高みを目指して挑戦し続ける会社という印象です。

佐:家庭紙の省力化機械メーカーというのは、国内に数えるほどしかありません。しかも弊社のように、ワインダー、ケーサー、包装機など、幅広いラインナップを揃える機械メーカーはかなり珍しいと思います。ですので、競走相手が少なく、必然的にシェアも高くなる。そこが強みですね。例えば、色とか模様が付いているトイレットペーパーの製造は、ほぼ100%、当社の機械が使われているんですよ。

上:雰囲気のことになりますが、やさしい人ばかりで、すごく働きやすい会社だと思います。わからないことがあればみなさん丁寧に教えてくれるので、人間関係でストレスを感じることはありませんね。

佐:みんな穏やかで真面目な性格ですよね。社長はパワフルだけど(笑)。

清:悪い人がいないから、ケンカになることがない。給与面でも特に不満はないし、工事などが入らない限りは基本的に週休2日。福利厚生の面を見ても「できる限り社員に還元しよう」という意志がすごく伝わってきます。

早:でも、福利厚生の利用率はまだまだ低いと思うんですよ。有休とか宿泊代金の補助制度とか、あるものはもっと使わないと。

佐:でも、だんだん良くなっている感じはしますよ。

清:仕方ない部分がありますね。つねに納期に追われていて、限られた人数でやってるから…。

佐:もう少し人数増やしたいよね。若くて、やる気のある人を。

早:弊社は「『できない』と言わない」ところも強みですからね。普通じゃありえないくらい短納期で仕上げたり、一見無理な依頼でも実現させてしまうことが多々ある。そういう部分でお客様から選ばれているというのもあるのですが。

上:案件や受注が途切れるようなことがないですよね。

清:ちゃんと忙しい会社。

佐:新型コロナの影響もほとんどなかったですからね。

佐:良く言えば、景気や時代に左右されず、安心して永く働ける会社ということですよ。ただ、やっぱりもう少し人が増えれば、一人ひとりの負担が減って、余裕を持って仕事に打ち込めるようになると思います。
仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?

清:やっぱり機械が完成した時。「おぉ! できた!」という達成感があります。

佐:もともとものづくりが好きなので、機械製作に関することなら何でも楽しいですよ。設計の立場から言えば、お客様から「この機械はすごく使いやすいね」と言われるとやりがいを感じますね。

早:私は、会社内の問題点を探って、その解決策を練っていくのが好きなんです。「このやり方をすればもっとこういった費用対効果が生まれます」とか「ここをもっとこうすればより効率的じゃないですか?」とかですね。それを社長や専務に進言して、実行まで持っていき、実際に思っていた通りの改善につながった時に喜びを感じます。

佐:社長も専務も、社員一人ひとりの意見にすごく耳を傾けてくれますよね。

早:そうですね。だからこそ「この会社を良くするためにもっと何かできないか?」という気持ちになるんです。

上:もう少しシステマチックに業務ができると良いですよね。

早:慣習化された無駄な業務がまだまだ散見されるので、これからもひとつひとつ改善していきたいですね。今後、弊社がさらに成長していくために、業務の効率化というのは重要なポイントになってくると思います。

佐:もともと、意味のないルールや理不尽な決め事で社員をがんじがらめにするような会社じゃないからね。みんなで協力して、改善すべき点はどんどん改善していきましょう。

清:そうだね。がんばりや成果を見せれば、正当に評価してくれる会社だから。

上:私のやりがいは、いろいろな部品の名前を覚えられるようになってきたこと。膨大な種類があるので最初はすごく大変でしたけど、お客様とのやり取りの中で、以前はわからなかった部品について説明できるようになった時に「少しずつだけど成長してるな」って感じます。

早:取り扱う部品は、細かく数えると1,000点くらいありますからね。全部覚えるのは至難の業。

佐:頻繁に使われる部品に絞っても数百点はありますから。私もいまだに全部は把握できていません(苦笑)。

上:あと、同じ部品なのに、お客様によって呼び方が違ったりするんですよ。カタログに載っている正式な名前で言う人もいれば、よくわからない略語みたいな呼び方をする人もいて…。

早:あ、それは清さんが原因です。部品の形状からイメージして「カマボコ」とか勝手に名前を付けてるから(笑)。

上:それがお客様にも広がって、いろいろな呼び方になっているんですね(笑)。

清:覚えやすくしてあげてるんです(笑)。
最後に、田中技研が求める人材とはどのような人でしょうか?
清:元気さえあれば大丈夫。設計にしろ組み立てにしろ事務にしろ、年齢・性別関係なくできると思います。もちろん、私たちがしっかり指導していきますので安心してください。

佐:設計はCADで行いますが、そんなに難しくありません。むしろ簡単ですよ。私でも習得できたくらいですから(笑)。未経験者でも3年くらいやれば身に付くんじゃないかな。

上:私は…もう少し女性社員が増えてほしいので「女性大歓迎!」と書いておいてください(笑)。

早:若くて、やる気のある人と一緒に働きたいですね。未経験者でも、ものづくりとか機械製作に興味がある人ならきっと面白いと思います。

佐:会社の今後の方針として、ロボットやAIの分野にも進出していくみたいですよね。ですので、そういった分野で活躍してみたい人にもおすすめだと思います。電気を得意とする人とか良いですよね。

早:そうですね。新たにロボット事業部みたいなのを立ち上げて、最先端の機械製作やこれまでとは違った業界への進出なんかも視野に入れていきたいですね。

佐:この対談で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度、見学に来てください!

上:壮大な富士山に見守られながら、気持ち良く仕事ができる環境です。あなたと一緒に働ける日を楽しみにしています♪